昼の光に誘われて
今日は朝から小雨が降っていた。
ところが、昼になって、空が一段と明るくなった。
秋晴れの陽射しは柔らかいのに力強くて、仕事場にいるのがもったいなく感じるほどだった。
そんな昼の光に背中を押されるように、昼休み愛車の GIOS MITOを連れ出した。
GIOS MITOのクロモリフレームは、昼の太陽を受けると一層あたたかい色味を帯びる。
砂漠色という名前のとおり、どこか旅の途中を思わせる雰囲気があって、走り出す前から気持ちが整っていく
MITOはグラベルロードらしい安定感があり、舗装路の滑らかさも、少し荒れた道のざらつきも、どちらも心地よく受け止めてくれる。
昼の光の中で走ると、タイヤが地面をとらえる感触まで鮮明に感じられた。

海へ続く昼の道
海へ向かう道は、昼の陽射しに照らされて明るく開けていた。
木々の影が短くなり、風は少し暖かく、季節の移り変わりを静かに知らせてくれる。
MITOのペダルは軽く、昼の空気が体の中まで広がっていくようだった。
いろはサンドのフレームは、自然の中に置くと不思議と馴染む。
昼の光を浴びた砂漠色は、まるで旅の途中で見つけた相棒のように佇んでいた。

海辺でのコーヒー
海に着くと、昼の風がやわらかく吹いていた。
波の音は一定のリズムで、昼の明るさと相まって心の中のざわつきを静かに整えてくれる
そんな中で飲むコーヒーは、ただの飲み物じゃなくて、今日の時間を象徴するような存在になる。
カップを傾けながらMITOを眺めると、砂漠色のフレームが昼の海に映えて、まるで旅の途中のワンシーンのようだった。
写真を撮る手が自然と伸びる。 この瞬間を残しておきたいと思わせる景色だった。
ナンバーズの話
ふと、昼前にチェックしたナンバーズの結果を思い出した。 ……
見事にハズレ。 MITOの走りは絶好調だったのに、運だけは今日は砂漠のどこかに埋まったままだったらしい。
でも、海辺で過ごすこの昼の時間を思えば、数字なんてどうでもよくなる。
MITOと走った道のり、風の感触、コーヒーの香り。 それらが今日の“当たり”だった。
帰り道
帰り道のペダルは軽く、体も心もほどよくほぐれていた。
昼の光はまだ高く、MITOのいろはサンドはその光を受けてまた違う表情を見せてくれる。
朝とは違う、昼ならではの色味が、このバイクの魅力でもある。
今日の写真を見返すのが楽しみだ。
MITOと過ごした昼の時間が、きっと写真の中でも静かに息づいている。
今日は、9だな。

