RACING 5 LG
スペック
形式:クリンチャー
リム幅:23mm(外-外)、17C(内-内)
リムハイト:24.5mm(フロント)、27.5mm(リア)
重量:1,645g
推奨タイヤサイズ:25c以上
価格:38,500円(税抜、ロード)、39,000円(税抜、CX)
FULCRUM(フルクラム) RAPID RED 5 DB 650B 2WAY-R C23 クリンチャーホイール 前後セット(シマノ)
フロント
リム: アルミニウム、H24.3mm、スリーブ + グルー・ジョイント
スポーク: ステンレス・スチール製エアロ・スポーク 18 本 φ2/1.6/2 mm
ハブ: 新型ブラック・アノダイズド・ハブ(ベアリング調整可能、アルミ合金アクスル)
ニップル: レッド・アノダイズド アルミ製オーバーサイズ・ニップル
リア
リム: アルミニウム、アシンメトリック、H27.5mm、スリーブ + グルー・ジョイント
スポーク: ステンレス・スチール製エアロ・スポーク 10 + 10 本 φ2/1.6/2 mm
ハブ: 新型ブラック・アノダイズド・ハブ(ベアリング調整可能、アルミ合金アクスル)、オーバーサイズ・フランジ(ドライブ側)
ニップル: レッド・アノダイズド アルミ製オーバーサイズ・ニップル
カセット: シマノHG 10/11S、カンパ9/10/11S
FULCRUM (フルクラム) RACING 5 (レーシング5)2019 ホイールセット シマノ用 [並行輸入品]
特徴
リム
- ワイドリム(17C)
- 前後で異なるリムハイト
- アシンメトリック・リム
スポーク
- エアロ形状のスチール製ダブルバテッド
- スポーク、ダイナミック・バランス
- ツー・トゥー・ワン・スポーク・レシオ
ハブ
- オーバーサイズハブ
- フリー側のオーバーサイズ・フランジ
- 調整可能なスチールボールベアリング
- シクロクロスモデルの「CX」のハブには、ダブル・ガスケット・シールを採用
FULCRUM(フルクラム) RACING 3(レーシング3) C17 クリンチャーホイール 前後セット(シマノ)
RACING 7 LG
スペック
リム:アルミニウム スリーブジョイント
形式:クリンチャー
リム幅:23mm(外-外)、17C(内-内)
リムハイト:24.5mm(フロント)、27.5mm(リア)
重量:1,750g
推奨タイヤサイズ:25c以上
価格:26,500円(税抜、ロード)、27,000円(税抜、CX)
フロント
リム: アルミニウム、H24.3mm、スリーブ + グルー・ジョイント
スポーク: ステンレス・スチール製ラウンド・スポーク 18 本 φ2 mm
ハブ: 新型ブラック・アノダイズド・ハブ(ベアリング調整可能、スチール製アクスル)
ニップル: ニッケルメッキ 真鍮
リア
リム: アルミニウム、アシンメトリック、H27.5mm、スリーブ + グルー・ジョイント
スポーク: ステンレス・スチール製ラウンド・スポーク 10 本(ドライブ側)+スチール製ラウンド・スポーク 10 本(反ドライブ側)10 本 φ2 mm
ハブ: 新型ブラック・アノダイズド・ハブ(ベアリング調整可能、アルミ合金アクスル)、オーバーサイズ・フランジ(ドライブ側)
ニップル: ニッケルメッキ 真鍮
カセット: シマノHG 10/11S、カンパ9/10/11S
フルクラム Racing ZERO CMPTZN DB カスタム ブラックスポーク シマノ用 前後セット ディスクブレーキ
特徴
リム
- ワイドリム(17C)
- 前後で異なるリムハイト
- アシンメトリック・リム
- 切削加工されたブレーキ面
- 一方向に穴のあけられたリム
スポーク
- 2mmのクロス・セクションを持つスチール製スポーク
- ツー・トゥー・ワン・スポーク・レシオ
ハブ
- オーバーサイズハブ
- フリー側のオーバーサイズ・フランジ
- 調整可能なスチールボールベアリング
- シクロクロスモデルの「CX」のハブには、ダブル・ガスケット・シールを採用
FULCRUM(フルクラム) RACING ZERO(レーシングゼロ) 2WAY C17 クリンチャーホイール 前後セット(シマノ)
共通特徴
リアホイールのリム部分は、左右非対称形の「アシンメトリック・リム・プロファイル」を採用、それによりホイールの剛性バランスを向上させている。
レーシング5のリアハブの回転側は上位モデル同等のオーバーサイズ・フランジとすることで4%の反応性の向上、レーシング7では2%の反応性向上を実現している。
【サイト限定販売】fulcrum(フルクラム) RACING ZERO C15(レーシング ゼロ C15) ホイール
比較インプレッション
レーシング5とレーシング7それぞれで、8㎞のアップダウンのあるルートで計測走行を実施しました。
計測結果
サイクルコンピュータによる計測結果
平均 | 最高 | |
スピード | 22.0km/時 | 50.4km/時 |
ケイデンス | 74 | 90 |
高低差 | 81m | - |
消費カロリー | 125kcal | - |
移動時間 | 22:28 | - |
推定平均パワー | 83W | - |
エナジーアウトプット | 112kJ | - |
平均 | 最高 | |
スピード | 21.9km/時 | 50.4km/時 |
ケイデンス | 74 | 102 |
高低差 | 80m | - |
消費カロリー | 139kcal | - |
移動時間 | 22:16 | - |
推定平均パワー | 93W | - |
エナジーアウトプット | 124kJ | - |
タイム、最高(平均)スピードにほとんど違いは出ませんでした。
平均ケイデンスに違いが出ませんでしたが、最高ケイデンスで12の違いが出ました。
それにより、計算で導き出される平均パワー、消費カロリー、エナジーアウトプットにそれぞれ約10の違いが出ました。
フルクラム RAPID RED 5 DB 2WAY-R センター クリンチャー シマノ用 前後セット ディスクブレーキ
結果の考察
最高ケイデンスは、走り方(クランクの回転数を上げて走るか、抑えて走るか)で違いが出てきます。今回、一人が同じ走り方で計測を行なっており、走り方による影響はさほど無いと考えられます。
また、ハブの回転性能による違いも考えられますが、スペック表にも載せてある通り、レーシング5と7では同じ構造のハブであり、玉当たりの調節や個体差による若干の違いはあるものの、ほぼ影響はないものと考えて良いと思います。
違いの理由としては、前後合わせて115gの重量差、スポークがエアロ形状かノーマル形状かの違いの2点が大きく影響していると考えられます。
レーシング5と7で同じコースを走ってみて感じたのが、足の疲労と体力消費の感覚の違いです。
レーシング5は計測を終えた後で、もう一本走る事ができるぐらいの余力が残りましたが、レーシング7では、足を使い切った感覚がありました。
FULCRUM(フルクラム) Racing QUATTRO CARBON DB 6穴(QR)シマノ シマノ(0146408) ホイール(ロード ディスクブレーキ) 317730001
まとめ
今回、約8kmのアップダウンのあるルートにおいて、レーシング5と7のそれぞれで計測を行いました。
結果からタイム、速度の違いについては、ほとんど差が出ませんでしたが、足の疲労や体力消費で若干の違いが出ました。
8㎞の短いルートであったため大きな違いは感じられませんでしたが、ロングライドでは大きく違いが実感できると思います。
より詳しい比較を行いたい場合は、昇り、平坦、下りでルートを分けて計測することで、それぞれのルートの特徴によるホイール性能の違いが計測可能だと思いました。
次回は、フルクラムレーシングクワトロ(35mmリムハイト)セミディープリムホイールとレーシング5の同じハブ性能を持つホイールにおいて、リムハイトの違いがどの程度走りに影響するか比較、検証をしていきたいと考えています。
最後まで、この記事をご覧いただきありがとうございます。
次回も楽しみしていてください。
SUPERTEAM 50mm クリンチャ ーホイールセット700c 23mm ロードバイク カーボン ホイール (ホワイト/レッド)