補助ブレーキレバー

補助ブレーキレバーとは

メインのブレーキブラケットとは別にドロップハンドルやブルーホーンハンドルのフラット部分に取付けるブレーキレバーのことです。

エントリーモデルのロードバイクに標準装備されていることが多いです。


どんな人が取付ける?

  1. ドロップハンドルに慣れていないロードバイク初心者
  2. 街中やポタリングなど、車や人通りが多い場所をよく走る
  3. ドロップハンドルのフラット部分を握ることが多い
  4. ブレーキブラケットを握っている姿勢を維持するのがつらい
  5. メインのブレーキレバーを握った状態でバランスがとりにくく、危険を感じる
  6. 走行後、首や肩が痛くなる

1~2の場合、補助ブレーキレバー取付を検討してください。

3~6の場合、ブレーキレバーまでの距離が長いことが原因である可能性があります。

解決方法

ドロップハンドルにも種類があり、リーチ幅の短いコンパクトタイプに交換する。

長さが短いステムに交換する。

上記の対策をしても改善されない場合、補助ブレーキレバー取付を検討してください。


メリット

ハンドルのフラット部分にブレーキレバーを取付けるため、フラット部分を握った状態でブレーキをかけることができる。

様々なポジションからブレーキ操作ができ、長時間ライドでの疲労を軽減してくれる。

アップライトな姿勢で街中など、車や人通りの多い場所で安心して走れる。

坂道の信号待ちなどブレーキを握って停車しなければならない場合、補助ブレーキを握ることで、体を起こした姿勢で待つことができる。


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デメリット

取付けることでロードバイクの見た目がかっこ悪くなる。

サイクルコンピュータやライトなどアクセサリー類の取付けスペースが確保しにくくなる。

ブレーキの制動力が低下する。

解決方法

別売りの ステムボルト固定式や専用ブラッケットなどを使い、アクセサリー類を取付ける。

ブレーキのアウターケーブル内にグリスやシリコンオイルをつけて滑りをよくする。

補助ブレーキ本体の位置や角度、アウターケーブルの長さや取回し方を調節して、制動力に影響がでない位置で固定する。


おすすめ補助ブレーキレバー

スタンダードタイプ

Dixna (ディズナ)

TEKTRO(テクトロ)

SENQI


SENQI 自転車エクステンションブレーキレバー ブラック26mm

Dixna ジェイクルーレバー

ブレーキレバー大きく特殊な形状をしているため、ドロップハンドルのどの部分を握っていてもブレーキングができる。


ダイアコンペ ギドネットレバーDC139

下ハン以外ならどの位置からでも引くことができるランドナーなどにおすすめのレバー。


ダイアコンペ DC165-EX

ブレーキレバーと補助ブレーキレバーの両方の機能を持つタイプ


シマノ GRX – 油圧ディスクサブブレーキレバー

GRXだけでなく、シマノロードタイプの油圧ブレーキに対応しています。


SHIMANO(シマノ) GRX サブブレーキレバー BL-RX812 右レバーのみ ハイドローリック

まとめ

補助ブレーキはあくまでメインブレーキを補助するものであり、バイクを乗る際に必要と感じる場合に取付けるアイテムです。

ロードバイクをトレーニング、週末のツーリングメインで使用する場合、補助ブレーキはほとんど使う機会のないアイテムになります。

その反面、ロードバイクを街中で使用する場合、補助ブレーキがあったほうが便利であり、とっさの危険回避もしやすくなります。

ドロップハンドルに慣れてないロードバイク初心者にとっても 、安全性の面からある方が安心して走行できます。

補助ブレーキレバーは数タイプが販売されています。

バイクの乗り方にあった補助ブレーキレバーを選び自転車ライフをもっと楽しく、安全なものにしてください。

この記事が補助ブレーキレバーを選ぶ際の参考になれば幸いです。

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