補助ブレーキレバーとは
メインのブレーキブラケットとは別にドロップハンドルやブルーホーンハンドルのフラット部分に取付けるブレーキレバーのことです。
エントリーモデルのロードバイクに標準装備されていることが多いです。
どんな人が取付ける?
- ドロップハンドルに慣れていないロードバイク初心者
- 街中やポタリングなど、車や人通りが多い場所をよく走る
- ドロップハンドルのフラット部分を握ることが多い
- ブレーキブラケットを握っている姿勢を維持するのがつらい
- メインのブレーキレバーを握った状態でバランスがとりにくく、危険を感じる
- 走行後、首や肩が痛くなる
1~2の場合、補助ブレーキレバー取付を検討してください。
3~6の場合、ブレーキレバーまでの距離が長いことが原因である可能性があります。
解決方法
ドロップハンドルにも種類があり、リーチ幅の短いコンパクトタイプに交換する。
長さが短いステムに交換する。
上記の対策をしても改善されない場合、補助ブレーキレバー取付を検討してください。
メリット
ハンドルのフラット部分にブレーキレバーを取付けるため、フラット部分を握った状態でブレーキをかけることができる。
様々なポジションからブレーキ操作ができ、長時間ライドでの疲労を軽減してくれる。
アップライトな姿勢で街中など、車や人通りの多い場所で安心して走れる。
坂道の信号待ちなどブレーキを握って停車しなければならない場合、補助ブレーキを握ることで、体を起こした姿勢で待つことができる。
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デメリット
取付けることでロードバイクの見た目がかっこ悪くなる。
サイクルコンピュータやライトなどアクセサリー類の取付けスペースが確保しにくくなる。
ブレーキの制動力が低下する。
解決方法
別売りの ステムボルト固定式や専用ブラッケットなどを使い、アクセサリー類を取付ける。
ブレーキのアウターケーブル内にグリスやシリコンオイルをつけて滑りをよくする。
補助ブレーキ本体の位置や角度、アウターケーブルの長さや取回し方を調節して、制動力に影響がでない位置で固定する。
おすすめ補助ブレーキレバー
スタンダードタイプ
Dixna (ディズナ)
TEKTRO(テクトロ)
SENQI
SENQI 自転車エクステンションブレーキレバー ブラック26mm
Dixna ジェイクルーレバー
ブレーキレバー大きく特殊な形状をしているため、ドロップハンドルのどの部分を握っていてもブレーキングができる。
ダイアコンペ ギドネットレバーDC139
下ハン以外ならどの位置からでも引くことができるランドナーなどにおすすめのレバー。
ダイアコンペ DC165-EX
ブレーキレバーと補助ブレーキレバーの両方の機能を持つタイプ
シマノ GRX – 油圧ディスクサブブレーキレバー
GRXだけでなく、シマノロードタイプの油圧ブレーキに対応しています。
SHIMANO(シマノ) GRX サブブレーキレバー BL-RX812 右レバーのみ ハイドローリック
まとめ
補助ブレーキはあくまでメインブレーキを補助するものであり、バイクを乗る際に必要と感じる場合に取付けるアイテムです。
ロードバイクをトレーニング、週末のツーリングメインで使用する場合、補助ブレーキはほとんど使う機会のないアイテムになります。
その反面、ロードバイクを街中で使用する場合、補助ブレーキがあったほうが便利であり、とっさの危険回避もしやすくなります。
ドロップハンドルに慣れてないロードバイク初心者にとっても 、安全性の面からある方が安心して走行できます。
補助ブレーキレバーは数タイプが販売されています。
バイクの乗り方にあった補助ブレーキレバーを選び自転車ライフをもっと楽しく、安全なものにしてください。
この記事が補助ブレーキレバーを選ぶ際の参考になれば幸いです。