プーリー交換


リアディレーラー付近から異音がしたり、 チェーンがスムーズに動かない場合の改善やリアディレーラーの回転を良くし、バイクの走りを向上させる方法にプーリーの交換があります。

プーリーとは?

リアディレーラーの上下に付いてある2つの歯車の事です。

ガイドプーリー

リアディレーラーの上側歯車は変速を行うためのガイドプーリー です。スプロケットの指定の段数にチェーンを送る役割をします。

テンションプーリー

下側歯車はチェーンの張りを安定させるテンションプーリーです。 変速されたチェーンの長さを最適に保つため、テンションを与える役割をしています。 テンションプーリーは回転方向が決まっており、 歯の末端形状が回転方向に向かって細くなっています 。プーリー本体に回転方向が矢印で示されています。

プーリーの 種類

リアディレーラーに採用されているプーリーには、 大きく分けてブッシュタイプ とシールドベアリングタイプの2種類があります。

シールドベアリングタイプ

シールドベアリングプーリー

シールドベアリングを採用することで、低抵抗な回転を実現しています。メンテナンスフリーのためオイルもグリスも不要です。シマノアルテグラ以上のプーリーに標準装備されています。

ブッシュタイプ

テンションプーリー(ブッシュタイプ)

ベアリングが装備されていないプーリーのことで、シマノ105以下のディレーラーに標準装備されています。

プーリーの 機能

センタロン機構

シマノ純正プーリーは上側のガイドプーリーにわざと左右方向に遊びを設けてあり、この遊びのことを「センタロン機構」と呼びます。これにより、チェーンを ギヤにスムーズに 送り出すことが可能になり、変速がよりスムーズに行うことができます。

プーリー交換方法

使用工具

3mmアーレンキー、ウエス

テンションプーリー交換

リア ディレーラーの下側歯車がテンションプーリー です。

3mmアーレンキー左回転(正ねじ)で取付ボルトをゆるめて取外します。

続いて交換するプーリーを取付ていきます。 チェーンをプーリーの下側に引掛けてからリアディレーラーに差し込みます。 取付け前にディレーラーをウエスで綺麗に清掃する事をおすすめします。

プーリーをリアディレーラーに差し込んだ後、3mmアーレンキーで右回転(正ねじ)して固定します。締付トルク(2.5~5Nm)固定ができれば 取付け完了です。 取付後、裏から見た状態です。

ガイドプーリー交換

リア ディレーラーの上側歯車がガイドプーリー です。

ガイドプーリーの交換は、後輪を外して行います。3mmアーレンキー左回転(正ねじ) して取付ボルトをゆるめ、取外をします。

ガイド プーリーをリアディレーラーに取付けボルトを差し込んだ後、3mmアーレンキーで右回転(正ねじ)して固定します。締付トルク(2.5~5Nm)固定ができれば 取付け完了です。

※取付け時、チェーンがガイドプーリーとリアディレーラーのチェーン脱落防止金具の間を通るよう取り付けます。

まとめ

プーリーの交換作業は、比較的簡単に行えます。 プーリーを選ぶ際、歯数は現在付いているものと同じ歯数にした方が良いでしょう。 価格は樹脂タイプやセラミックタイプで1,000~4,000円前後です。セラミックベアリングを使用している高価なタイプは5,000円以上するものもあります。 セラミックプーリーは、摩擦抵抗が少なく軽量という特徴がある反面割れやすく、フレームの形状によって使えない場合もあります。また、定期的なメンテナンスが必要になります。

私が今回交換を行ったブッシュタイプ(樹脂)からベアリングタイプ(樹脂)への交換後、感じた大きな変化としてはインナーロー、アウタートップ時のチェーン鳴りが小さくなり、回転がスムーズになった事です。

プーリーを良いものに変えることで、バイクのグレードアップとして十分効果が期待できるものでした。この記事を参考にプーリーの交換に挑戦してみてください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。