スプロケット取付
リア(後輪)ホイールのフリーホイールにスプロケットを入れます。
フリーホイール凸とスプロケット凹に1箇所だけ幅が狭い箇所があります。
それぞれの幅が狭い位置を合わせて、軽いギア(直径が一番大きい)から順番に入れていきます。
スプロケットを全て入れ終われば、ロックリング締付け工具(フリーホイールリムーバ)をスプロケットの先端に差し込みます。
![](http://st385xys.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0269-e1550908493786-1024x764.jpg)
モンキーレンチで右(正ねじ)回転するとロックリングが締まります。
スプロケットがホイールにしっかり固定できれば、スプロケットの取付は完了です。
ボトムブラッケット、クランク取付
ホローテックⅡ
フロントディレーラー取付
リアディレーラー取付
チェーン取付
チェーン長
スプロケットが28T以上の場合
アウター × ロー の時
リアディレイラーにチェーンを通さないでチェーンを繋ぐことができる最短の長さを測ります。
最短の長さにプラス1リンク分、長めに取った長さが適切とされています。
スプロケットが 27T以下の場合
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アウター × トップ の時
リアディレラーのプーリーの中心が 地面と垂直に上下で縦一直線上に並ぶ長さが適切とされてます。
ミッシングリンク
![](http://st385xys.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0306-e1550738265876-1024x669.jpg)
チェーンはミッシングリンクを使うと脱着が容易になります。
ミッシング を使うときは、クイックリンクリ工具が必要になります。
シフター取付
シフターをハンドルバーの先端から差込み、適当な位置で仮止めしておきます。
![](http://st385xys.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0304-e1550782653140-1024x672.jpg)
シフトワイヤー取付
シフトワイヤーをアウターケーブルを通し、ディレーラーまで引張ります。
左シフター → フロントディレーラ
右シフター → リアでディレーラー
引張ってきたワイヤーをディレーラーのワイヤー固定ボルトで固定します 。
※必ずワイヤーを張る時は、シフターの変速を左シフターはロー、右シフターは一番重たいギアに変速した状態にしておきます。
ブレーキレバー、グリップ取付
シフター → ブレーキレバー → グリップの順でハンドルバーに取付けます。
![](http://st385xys.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_03161-e1550784272272-1024x673.jpg)
グリップの外側の先端がハンドルバーの先端と合う位置で固定します。
最後にグリップのエンドキャップを差込めば取付完了です。
ブレーキワイヤー取付
ブレーキワイヤーを途中アウターケーブルを通して、ブレーキ本体まで引張ります。
左ブレーキレバー → リアブレーキ
右ブレーキレバー → フロントブレーキ
ブレーキワイヤーをブレーキ本体の固定ボルト止めれば、取付完了です。
ペダル取付
ペダル取付まで終われば、パーツ取付は完了です。
まとめ
取付に際して注意する点は、パーツを取付る順番です。
取外しを行った順番の逆順から取付ることで間違えずに取付できます。
ワイヤーを張る際、アウターケーブルを通す作業も忘れずに行って下さい。
パーツ取外や取付には、専用工具が必要になります。工具を先に揃えてから作業に望む事をおすすめします。
パーツによって、正ネジか逆ネジのどちらであるか異なります。
作業前に確認しておくか、このブログで確認しながら作業を進めるのも良い方法だと思います。
今回、9s仕様のコンポーネントにクランクだけ11s用を使う試みを行いました。
チェーンのピッチ、内幅は9s〜11sまで同じというデータがある事から、9s仕様でも11sクランクを使うことはできると判断したからです。