MTBおすすめカスタマイズ

ボトムブラケット(BB)交換

SM-FC4500(ティアグラ)から

SM-BBR60(105)に交換をしました。

 


BBの選び方

BBにはシェル幅が2種類あります。

【68mm】「JIS(日本工業規格)」

70mm】「BSC/BSA(イギリスの工業規格)」

BBを購入するときは、フレームのBB取付部の幅を(ノギス、コンベックス等)測って確認しておいてください。

入門用ロードバイクやミニベロでは、ほとんどが【68mm】「JIS(日本工業規格)」のものが装着されています。

サイズかわからない場合は、ショップで確認してもらってください。


 使用工具

 

ホローテックII BBユニット取付工具 (シマノTL-FC36 )
※写真はSUPERB TB-819。

SM-BBR60用アダプター取付工具(シマノTL-FC25 )

クランク取付工具 (シマノTL-FC16)

5mmアーレンキー

 

事前作業

 

クランク取外し前に、チェーンをクランク内側に外しておくと、作業がしやすくなります。


左側クランク取外

 

取付ボルトを5mmのアーレンキー左回転(正ねじ)で緩めます。

この時、両側を均等に緩めます。

 

クランク取付ボルトをクランク取付工具 TL-FC16で左回転(正ねじ)で取外します。

 

脱落防止の爪を上げます。

 

クランクを引抜いて取外します。


右側クランク取外

 

左側クランクを取外した後、右側クランクを引抜きます。

硬い場合は、クランク軸の左側先端から、プラスチックハンマーやハンマー(傷がつかないよう、厚めの木などをあてる)で軽く叩くと抜けます。

右側クランクを引抜けば、クランク取外し完了です。


BB取外

左側から外します。

 

ホローテックII BBユニット取付工具をBBの凹凸に合わせ取付けます。

左(正ねじ)に回すと緩みます。

 

緩めば、手で回して取外します。

 

右側は、取付工具を右(逆ねじ)に回すと緩みます。

緩んだら、手で回して引抜きます。

これで、BB取外し完了です。


BB取付

 

取付前にウエスでねじ山部分のグリスをふき取ります。

 

取付ようとするBBのねじ山にグリスを塗ります。

右側は、左(逆ねじ)に回すと締まります。

左側は、右(正ねじ)に回すと締まります

締付けが終われば、BB取付完了です。


クランク取付

 

BBの取付後

 

右側クランクシャフトをBB穴に差込みます。

この時、右側クランクとBBに隙間がなくなるまで押込みます。

 

左側クランクを右側クランクと180度になるよう取付けます。

爪を押込み、取付ボルトを右(正ねじ)に回して締付けます。

 

クランク内側に外したチェーンを戻せば、取付完了です。


まとめ

今回、BBをシマノ「SM-BBR60(105・アルテグラ共通)」に交換しました。

シール構造の見直しにより耐久性・防塵性を保ったまま回転抵抗を低減したことで、従来のシマノのBBよりも回転性能が向上したBBです。

BBを交換したことによって感じたこと

  • ペダリング 交換の前後で、クランクの回転が軽くなりました。これによりペダリングが楽に感じられるようになりました。
  • スピード  実際に走行した結果、平均速度で2~3キロ上がりました。交換前と同じ負荷でペダリングすれば、スピードアップに繋がります。

BBは、自転車のペダリングにかかわる重要なパーツです。

低価格(種類、グレードにもよる)で交換可能であり、交換することで大きな違いを感じられるパーツです。

ペダリングを軽く、走りを良くしたいと考えている方は、BB交換をおすすめします。

是非、このブログを参考にBB交換に挑戦してみてください。


シマノ ボトムブラケット SM-BBR60 BSA 付属/TL-FC25

1件のコメント

Opetouch へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です