バーテープとは
自転車のハンドル(ドロップ、ブルーホーン)に巻くことで、走行時の滑り止、クッションとして使われるテープ。
種類
コットン、コルク、革製、EVA、ポリウレタン、デュアルソフトポリマー(DSP)、マイクロテックス、ジェルなどがある。
厚さ
厚さ範囲は、2mm~4mm程度です。
薄いと握りやすいが、衝撃吸収性が下がる。
厚いと握りにくいが、衝撃吸収性が増す。
通勤、通学など普段使用することが多い場合は、2mm~3mm程度。
ロングライドなど長時間乗る場合は、3mm以上をおすすめします。
使用工具
ハサミ
バーテープ取外
はじめに、古いバーテープを外します。
接着式のバーテープを使用している場合、取外し時にCRC(クレ556等)をテープとハンドルバーの隙間にスプレーする事で、綺麗に剥がす事ができます。
バーテープの取付
私が購入したEVA製バーテープ。
クッション製が高く、豊富なカラーバリエーションがあります。
粘着材が無いタイプであるため、巻き直しができ初心者におおすすめです。

巻き付け前の下準備

ブレーキ、シフトのアウターケーブルをハンドルにビニールテープで固定します。


STIの取付金具に短くカットしたバーテープを貼り付けておきます。
こうすることで隙間なく綺麗に巻くことが出来ます。
右ハンドルの巻き付け

巻き始めは、バーエンドにテープ幅の1/3~ 半分ぐらいをあまらして重ねます。
テープが1/3程度重さなるように、左回転(フレームに対して外側から内側)に巻いていきます。

STIの下まで巻いたら、STIをかわすかたちで上側にかけます。

裏から見たらこんな感じで巻き付けます。

一度、STI下側に戻り、1回転巻き付けます。

下側を巻き付けた後、STI上側に戻り、必要箇所まで巻き付けます。
先端部分は、はさみで斜めにカットします。
こうする事で巻き終わりが、綺麗に仕上がります。

最後に付属のエンドテープを巻いて、バーテープを固定します。

巻き付け完了。
左ハンドルの巻き付け

左ハンドルは、右回転(フレームに対して外側から内側)に巻き付けます。
巻く回転方向は、右ハンドルと逆になります。
巻き方の手順は、右ハンドルと同じ要領です。
