リアディレーラー(RD)取外
リアディレーラーの取外しを行う場合、始めにチェーンを外します。
チェーンの取外
チェーンカッターでチェーンを切ります。
チェーン切断後、チェーンをフロントディレーラー、リヤディレーラーから取り外します。
シフトワイヤー取外
シフトワイヤー固定ボルトを4mmのアーレンキーで、左(正ねじ方向)に回して、シフトワイヤーの固定を解除します。
この時、リアディレーラー(ハンドル右側)のシフトは、最少ギアー(一番重い)に切り替えておきます。
ワイヤー先端のキャップをはずし、シフトワイヤーを引張り出します。
取外し完了。
リアディレーラーの取外
リアディレーラーは、ブランケット軸でフレームに固定されています。
ブランケット軸を5mmアーレンキーで、左(正ねじ方向)に回すとボルトが緩みます。
リアディレーラーをフレームから取り外します。
取外し完了。
リアディレーラー(RD)取付
リアディレーラーの取付
ブランケット軸を5mmのアーレンキーで、右(正ねじ方向)に回してボルトを締付ます。
ブラケット軸締付けトルク:8.0 – 10.0 N・m {80 – 100 kgf・cm}
取付け時、Bテンションアジャストボルトがフォークエンドに当たって変形しないように注意します。
駆動系パーツ交換による違いを動画にしましたので、参考にしてください。
シフトワイヤー取付
シフトワイヤーをリアディレーラーの取付金具の溝に合わせて通します。
リアディレーラー(ハンドル右側)のシフトは、最少ギアー(一番重い)に切り替えておきます。
ワイヤーがたるまないように引張ります。
ワイヤーを引張った状態のままで、5mmアーレンキーで右(正ねじ方向)にボルトを回して、ワイヤーを固定します。
締付けトルク:6.0 – 7.0 N・m {60 – 70 kgf・cm}
最後に、シフトワイヤーキャップを取付けます。
チェーン取付
外したチェーンを利用する場合は、長さ調節は必要ありませんが、新しいチェーンに交換する場合はチェーンの長さ合わせが必要です。
チェーンが伸びている場合は、チェーンを交換することをおすすめします。
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方法1:外したチェーンと同じ長さに合わせて切断する。
方法2:リアディレーラーのマニュアルに従って長さを決める。
チェーンを取付けるときは、チェーンピンを使用します。
チェーンカッターでピンを挿入し取付します。
チェーンピン挿入後、突き出した挿入用チェーンピンを折れば取付完了です。
ミッシングリンク
チェーン取外し時にチェーンの外側リンク部分が曲がってしまった場合、曲がった1リンクをミッシングリンクで置き換えることで、チェーンの再利用が可能です。
取付、取外にはミッシングリンクリムーバー使用します。
取付前
取付後
まとめ
カスタマズにおいてリアディレーラーは、交換後の変化が大きいパーツの1つでもあります。
リヤディレーラーのみを最新モデルや上位グレードに交換することも可能です。
※交換時は、他のパーツとの互換性の確認が必要です。
交換することで、走りや変速性能が向上するだけでなく、パーツの種類によっては形状、色を選ぶこともでき、バイク自体の見栄えを良くすることも出来ます。
グレードによっては、高価な物もあるため、上位グレードの中古パーツに交換するという選択方法もあります。実際、私がそうです。(^_^;)
このブログを参考に是非、自分だけのバイクにカスタマイズしてみてはどうでしょうか。