キャリパーブレーキ 性能比較 BR-R9100 VS BR-R8000

BR-R9100

スペック

カタログ値:326 g (Pair)

実測値: 159g (Front), 159g (Rear)

ブレーキシュー:R55C4カーボン, R55C4-Aカーボン, R55CT4


SHIMANO(シマノ) DURA-ACE デュラエース R9100シリーズ ブレーキシュー BR-R9100 前後セット R55C4 33550

特徴

自在のコントロールを可能にする滑らかな制動特性、リニアなコンタクトフィーリング、流れるようなデザイン

従来モデルと比べアーム間のギャップを最小限にすることで高い制動力とリニアなコントロール性を実現

28Cワイドタイヤに対応可能な広いクリアランス

左右のピボットを接続するブースタープレートが内蔵され、剛性を強化することでアームのたわみ量を最大43%低減している

ツールのアクセスが容易でホイール交換も素早く行えるため、セットアップはシンプルでメンテナンス性が良い


SHIMANO(シマノ) DURA-ACE デュラエース R9100シリーズ カーボンブレーキシュー BR-R9100 フロント用 R55C4 33547

BR-R8000

スペック

カタログ値:182 g (Front), 178 g (Rear)

実測値:181 g (Front), 176 g (Rear)

ブレーキシュー:R55C4


シマノ BR-R8010 リア用 RS R55C4シュー IBRR8010RS82

特徴

28Cワイドタイヤに対応可能な広いクリアランス

左右のピボットを繋ぐようにスタビライザーを入れることで剛性をアップ、キャリパーのたわみ・変形を防止

アーム間のクリアランスを減少することで高い制動力とリニアなコントロール性を実現


シマノ(SHIMANO) BR-R7000 前後セット デュアルピボットブレーキ IBRR7000A82L ブラック

性能、塗装

Dual-Pivot Caliper(両者共通)

テコの原理を応用した、センターに一箇所、左右ベアリング部分にそれぞれ1か所ずつ計3か所にピボットをもけることで、左右アームへかかる力の差がなくなり均等化されることで優れた操作力と強い制動力を生み出す

SLR-EV(両者共通)

2個のベアリングと1個のローラーを採用し、ピボットエリアの効率を高めることによって従来のシマノモデルと比較して36%アップの制動力を発揮する

アルマイト塗装(BR-R9100)

アルマイト塗装は、アルミニウムの耐食性を高めるために長期間使っても塗装が剥がれず、綺麗な状態を保つことが可能です。

まとめ

制動力は両者とも旧モデルに比べて軽い力で良く効くといった印象です。

レバーフィーリングは、R8000に比べR9100は握りも軽く、動きがなめらかです。

R9100はブレーキレバーを握った瞬間に強い制動力があるというより、効き始めはマイルドだがしっかり効き、それでいてロックはしにくいです。

剛性、コントロール性においてR9100に軍配が上がりますが、ストッピングパワーについては、両者とも大差ないと感じました。

ロードレースのように時速70㎞以上からの急激なブレーキングでもしない限りそれほど大差は感じられないのではないでしょう。

R8000とR9100ではかなり価格に差がありますが、R9100でも中古であれば安く手に入れることができます。

使う用途やバイクのデザインなどに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


シマノ BR-R8000 前後セット R55C4シュー IBRR8000A82


SHIMANO(シマノ) DURA-ACE デュラエース R9100シリーズ ブレーキシュー BR-R9100 前後セット R55C4 33550

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