クロスバイクにロードバイク用コンポーネントを変装することで、クロスバイクにロードバイクの様なスピードと巡行性を持たせるせる事を目的に行った。
クロスバイクであるラレーRFLに、ロードコンポネントを搭載します。
パーツ交換、調節方法、交換後の走行インプレッションを数回に分けて紹介していきます。
クロスバイク
クロスバイクとは、オフロードバイク規格のフレーム、コンポーネントをベースにオフロード向けのブロックタイヤをアスファルト向けのスリックタイヤに変更した車種の事である。
タイヤの太さは25 – 38mm程度で路面からの衝撃を吸収でき耐パンク性能、 クッション性と乗り心地の良さを実現しています。
通勤・通学から買い物など日常生活の使用から、ポタリングやツーリングまで幅広く使用する事ができる人気のある車種です。
クロスバイクに近い車種として、ロードバイクのドロップハンドルをフラットバーハンドルに変更したフラットバーロードがあります。
フラットバーロード
ロードバイクとの一番の違いは、ハンドルがドロップハンドルとフラットハンドルの違いです。
運転姿勢が楽なフラットハンドルを採用 することで、前傾姿勢での視界が広くなり、ハンドル操作性が向上します。
ハンドルの操作性が良いため街中でも走りやすく、気軽に乗りこなせるバイクです。
クロスバイクより、スピードを楽しみたい場合や舗装路メインで走行を目的とするユーザー向けの車種です。
ロードバイクとクロスバイクの違い
ハンドル
ロードバイクとの大きな違いはハンドルであり、ロードバイクはドロップハンドルですが、一般的にクロスバイクはフラットバーハンドルです。
チェーンステイ
チェーンステイ(リアセンター部) とは、クランク中心軸から後輪中心軸の距離を指します。
チェーンステーが、長いとホイールベース(真横から見たときの、前タイヤの中心から後タイヤの中心までの長さ) は長くなり ます。
乗心地や走行安定性が向上 します。特に、下り坂などでスピードが出た時の安定走行に差がでます。
チェーンステーが、 短いと ホイールベースは短くなります。
乗り心地は悪くなりますが、クランクからのパワー伝達性が向上し、加速性が良くなります。
クロスバイクは、ロードバイクに比べチェーンステイが長く、 ロードバイクの場合一般的に410mm以下ですが、クロスバイクは短めの車種でも425mm以上あります。
RALEIGH RFL
(ラレー ラッドフォードリミテッド)
クラッシクで落ち着いた雰囲気のデザインでありながら、コンポーネントは全てシマノ搭載、タイヤは耐パンク性能の高いシュワルベマラソンを標準装備、コストパフォーマンスに優れたクロスバイクです。
ラレーRFLのフレームは、ジオメトリーによれば、チェーンステイ(リアセンター部)がクロスバイクの中では、比較的短めの425mm とロードバイクに近いです。
チェーンステイが短いと走行時の姿勢が低くなるため、スピードが出しやすく、加速性が良くなります。
ロードコンポーネントに交換することで、走行性や乗り心地は、フラットバーロードに近いクロスバイクになると思います。
変更パーツ一覧
パーツ名称 | 変更前 | 変更後 |
シフター | SHIMANO ST-EF510 8×3speed EZ-Fire | SHIMANO SL-R440 SL-R441 シフトレバー 2×9 speed |
ブレーキーレバー | SHIMANO ST-EF510 | SHIMANO DEORE BL-T610 |
クランク | SHIMANO FC-TY501 48-38-28T ×165mm (400) /170mm (450, 500, 530) w/Gear-guard | SHIMANO FC-RS500 2x11s PCD:110 170mm 50-34T 11s |
フロントディレーラー | SHIMANO ALTUS 31.8mm | SHIMANO TIAGRA FD-4500 バンド式 φ31.8 9 speed |
リアディレーラー | SHIMANO ALTUS Smart-cage | RD-3400-SS SORA 9 speed |
ボトムブラケット | SHIMANO BB-UN26 68-123mm | SHIMANO SM-BBR60 68mm |
スプロッケット | SHIMANO CS-HG31 11-32T 8 speed | SHIMANO CS-HG50 12-25T 9 speed |
チェーン | SHIMANO CN-HG40 | SHIMANO CN-HG53 |
次回からパーツ交換、調節方法を詳しく紹介していきます!
WAHOO キッカーコア スマートバイクトレーナー